愛好家と一般人の見解の相違
マンガ好きにとっては「知っていて当たり前」「イマサラ」な作品でも、
一般人にとっては「そんなに有名でもない」というケースがあるようです。
マンガ以外でたとえると、現在30〜35歳くらいの
(ちょいオタク入っている、または音楽好き)の人にとって、
TMネットワークというバンドは、多分「知っているのが常識」です。
しかし、世代が少しズレたり、当時体育会系だった人に聞くと、
意外と知らないケースが多くて驚きます。
それと同じで、マンガ好きにはジョーシキでも、
意外と知られていないマンガが結構ありそうです。
よく言われるのが岩明均さんの『寄生獣』。
マンガ好きにとっては、好き嫌いはあっても、
知っていてトーゼンなんですが、世間一般は意外と知らない。
寄生獣―完全版 (1) (アフタヌーンKCDX (1664))
岩明 均
講談社 2003-01
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マンガ好きは「イマサラ」と思っているから、
あえて話題にしないし、一般の人は知らないので、当然話題にしない。
いい作品なのにビックリするほど話題にならないってことがあるんじゃないでしょうか。
この作品がそうだ! ってタイトルがあまり思い浮かびませんが、
ふと頭によぎったのは、加藤元浩さんの『Q.E.D.-証明終了-』
よく出来た推理モノなのに、売れているようなのに、
話題にならないなと(個人的意件ですが)。
Q.E.D.-証明終了- 27 (27) (月刊マガジンコミックス)
加藤 元浩
講談社 2007-07-17
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イマサラと思って、あまり人に勧めたりしていませんでしたが、
これからは、もっとプッシュして行こうと勝手に思っています。
数学の成績が人に言えないくらい悪かったわたしには、
どの程度理解できているのか、はなはだ疑問ではありますがね。
(メカタ)