卓球Dash!!
数あるスポーツマンガの中で、今かなりアツイのは
「月刊チャンピオン」連載中の『卓球Dash!!』。
卓球Dash!! 9 (9) (少年チャンピオン・コミックス)
本田 真吾
秋田書店 2008-01-08
by G-Tools
ヤンキーの天道春来(てんどうはるく)が
卓球選手として成長していく姿を描く熱血物語。高校で不良軍団を束ねるバリバリのヤンキー・春来。春来が天才卓球少女・一ノ瀬沙羽と、
ささいなことで卓球の試合を行うことに。手も足も出ず完敗を喫した春来は、
なんと沙羽にぞっこんになってしまう。沙羽に認められる男になるため、
卓球部へ入部を決めた春来だが腕前はド素人で、入部試験の壁が立ちふさがる。
織り込まれるギャグと熱血のバランスが絶妙。
あらすじを読むと「こういうの、なんか読んだことある。バスケットで……」
と、思ってしまう方もいるかもしれませんが、
そう思って読むのを放棄してしまうのはモッタイナイ!
あの人気作とは、まったく違う作品なのです。
より(バカバカしい方向に)熱血で、よりヤンキー色が濃いのが特徴。
読んでいると、結構ケンカしているのに驚きます。
流石はヤンキー系に強い秋田書店。ちゃんとヤンキーという設定が
生きているのがいい。絶滅危惧種の活躍が見られます。
そして何よりもステキなのは、舞台が茨城なこと。
登場人物たちは、かなり茨城弁バリバリで、
そのあたりも申し訳ないですが、笑いを誘います。
当たり前ですが、卓球も忘れていません。
ちゃんと卓球シーンも出てきますし、徐々に上達もしています。
評判も上々ですし、茨城でも人気みたいですから、
そのうち(茨城限定で)アニメ化なんてこともあるのかも、知れません。
他に卓球のマンガといえば…
松本大洋さんの『ピンポン』や
古谷実さんの『行け!稲中卓球部』はとりあえずおいておいて。
もう終了しちゃいましたが『P2!-let’s Play Pingpong!』。
結構マジメに卓球をしていて、面白かったのに。
P2!-let’s Play Pingpong! 1 (1) (ジャンプコミックス)
江尻 立真
集英社 2007-03-02
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あんまり卓球はしてませんでしたが『卓球戦隊ぴんぽん5』。
卓球戦隊ぴんぽん5 (白泉社文庫)
桑田 乃梨子
白泉社 2002-06
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卓球で社員やら取引先と戦う『卓球社長』なんてのもありました。
卓球社長 (ビッグコミックス)
島本 和彦
小学館 2005-04
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今回始めて知ったのが、専門誌「卓球王国」で連載していた『Doubles!』。
どんなマンガか読んでみたい! コミックも2巻まで出ています。
自転車雑誌掲載のマンガと、プロレス雑誌連載のマンガを読んだ経験からすると、
専門誌に載るマンガは意外に『トンデモ』が多い気がしますが、どうなんでしょうか。
Doubles! (1) (卓球王国コミックス)
太田 康徳
卓球王国 2006-04
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ちなみに、卓球のゲームではこれがオススメ。
本当にスポーツをしているかのような、絶妙な空気感が味わえます。
見せ方も音楽も、地味だけどリアルで夢中になれます。
Rockstar Games presents Table Tennis Xbox 360 プラチナコレクション
マイクロソフト 2008-01-10
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