Honey Hunt

Cheese!」連載の相原実貴さんの作品『Honey Hunt』。
有名な両親を持つものの、フツーだった女子高生が、芸能界に入って……というお話。

4091310796Honey Hunt 1 (1) (フラワーコミックス)
相原 実貴
小学館 2007-06-26

by G-Tools

楽家の父親と女優の母親を持つ女性高生小野塚ゆら。
音楽センスもなく、上がり症な彼女は、「残念な女の子」扱いされ、自身に劣等感を感じていた。
家庭もまた崩壊している。一見セレブだが、両親とも家庭には興味がなく、めったに家に帰ってこない。
そんなゆらの心の支えは、幼馴染の男の子だけ。
しかし、ある日突然両親は離婚、幼馴染にも裏切られてしまった。
帰る家も心の支えもなくしたゆらを、父親のマネージャー・溝呂木が
「女優にならないか」とスカウト。
母親を見返してやりたいという一心で、ゆらは女優を目指すことを決意する。

なりあがり物が好きなので、女優に一生懸命チャレンジする部分は
とっても面白いんですが、恋愛が入ってくると興味が薄れるのは、
わたしの年齢が、ターゲットと外れすぎているからかも。


人気歌手「h.a.」(アッシュ・アー)のメンバー南谷Q太と
Q太の双子の兄弟で、ジャニー○事務所のトップアイドル南谷ハルカ。
ふたりに愛されて翻弄されているヒロイン。
自分が中高生の時に読んだら、きっともっと面白かったハズ。


ややこしそうな恋愛の行方も気になりますが、
何よりの興味は「母親を超える女優になれるかどうか」。
ガラスの仮面』の姫川亜弓さんだって、なかなか母親を超えられなかったみたいですし。
ゆらさんも、なかなか難しいんでしょうか。
(メカタ)