技オタクを極めたい! 『格闘技技の大百科』


格闘技が大好きだ。


実際に格闘技をきちんと習ったことはなく、
学校の授業でも剣道くらいしかしたことがない。


ほんの少しカポエラの教室には行ったが、
まぁ、実践という点では、まったく、カケラも、かすりもしていないと言ってもいい。


でも、とにかく、格闘技が大好きなのだ。


一番好きなのは、断然プロレスだが、何でも見る。


なかでも特に、というものが好きで、
「プロレスの技」という分野のクイズ番組があったら
結構イイセンいけるのではないかと本気で思っている。


そんな自分のために出たようなムックが
格闘技技の大百科―WAZAPEDIA2011



いろんな格闘技の代表的な技を、連続写真と解説で紹介したもの。


相撲、空手、ボクシングという超メジャースポーツはもちろん、
総合格闘技(キックボクシング、ムエタイ)、レスリング、テコンドー、合気道
果ては、忍術スポーツチャンバラ、シルム(韓国相撲)、クラブマガ、サバットまで。


全26種目、450の技が掲載されているのだ!
(ちなみに、プロレスは載ってない)


自分にとっては見ているだけで楽しいし、
知らない技の名前や内容を覚えられるのも楽しい。
普段見ているだけではわかりにくいテクニックが解説されているのも素晴らしい。
「これって格闘技か?」と思うような種目や技が多いのもまたよし。


格闘技の技には、無駄がないことが多い。
立ち方、倒された時の立ち上がり方など、ひとつの動作ごとに意味がある。
できるだけ隙をなくすように防御し、隙があれば自分の攻撃の機会にする。
敵の攻撃を受けても最低限のダメージで防ぎ、ケガをしないようにと注意を払う。
格闘技の技には、合理的で機能的な所作が詰まっているのだ。
(まぁ、プロレスは違うことが多いけど)


このムックを読んで、何か習ってみたいような気もするし、
カポエラをもう一度! とか、ブラジリアン柔術総合格闘技も!とか
思うのだが、仕事や生活との兼ね合いでなかなか難しいのが現実。
まぁ、言い訳かもしれないが。


あと、巻末の読み物コーナーに掲載された
真樹日佐夫先生による喧嘩空手テクニックの紹介」と言う、
一部のコアなファンの心をくすぐってくれる。
(山科)