自転車耐久レース

並木通りアオバ自転車店の100P読みきりのために購入いたしました。
つくばの8時間耐久レースにでることになったサラリーマンたちの悪戦苦闘を描く物語で、自転車漫画でありながらレースのことはめったに書かないこの作品にとっては画期的な内容。

4785926937並木橋通りアオバ自転車店 (18) (YKコミックス (693))
宮尾 岳
少年画報社 2006-10-10

by G-Tools

非常に爽やかな読後感で、自分も「岡山TIミッドナイトエンデューロ」や、「鈴鹿エンデューロ」に出たときのことを思い出し、ついつい熱くなってしまいました。ちなみに「つくば8耐」は自転車のイベントの中でも、割と本気っぽいと聞いていたのと、関西からは遠いので参加したことはありません。

サーキットを走行するというのは本当に不思議な感覚で、これは走ったことのない人には言葉で説明するのは難しいです。特に鈴鹿はTVで見たF1のコースなので「ああ、ここがあの…」と、感動してしまいます。途中からあまりのしんどさにそんな余裕はなくなりましたが。後、驚いたのは集団走行するトップ選手たちの速さ! のんびりコースを走っていると大音響で「シャーッ!」というチェーンの音が、後方からものすごい勢いで迫ってきます。一瞬で彼らは私を追い抜き、あっという間に後姿が見えなくなって……

漫画のしめのセリフが「しかし−きっとまた彼らは 1年後 ここへくる」。ヘトヘトになって走り終わったときの感想は本当に同じことを思いました。
ですが、ここしばらくはなかなか色々な都合に敗北し、参加がままならず。


本日から今年の第8回鈴鹿エンデューロの申し込み受付が始まりました。
http://suzuka8h.powertag.jp/
今年こそはと予定を立てているのですが、問題は車の無い我が家の自転車の輸送方法。
今までは、一緒に参加してくださった方のご好意に甘えておりましたが、さてさて、どうしたらいいものか……

(山科)