埜納タオ『百花日和』
専門学校の「いけばな芸術コース」に通う男女の物語。
百花日和 1 (1) (講談社コミックスキス)
埜納 タオ
講談社 2007-08-10
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「緑色の制服が着たい」というバカな理由で高校を決めたわたしを
表紙のグリーンが異常なほど誘っていたもので、つい手に取りました。
ピンクやイエロー系の表紙は良く見ますが、
こんなグリーンが前面に出た表紙はちょっと珍しいかも。
読んでみると「いけばな」なんて世界を描いたマンガ、
最近「日本の文化業界(?)」を扱っているマンガが増えているそうですが、
それでもいけばなは初見でしたので、ちょっと驚き。
「いけばな」とはいっても、芸術家や伝統系ではなく、もう少し身近、
フラワーアレンジメントの世界に近い、ビジネスっぽいものでした。
将来のこと、人間関係など、身近な話題を扱っていますし、
等身大に感じるマンガを読みながら、活花のことも(少し)わかるという
お得なマンガかもしれません。
真面目で元気一杯の主人公・南ちゃんの成長を
見守っていきたいような気になりました。
作者には『華物語』といういけばなのマンガもあるそうです。
こっちは見たことが無いのですが、探して読んでみたいと思います。
華物語 (講談社コミックスキス)
埜納 タオ
講談社 2006-07-13
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(メカタ)