BLジャンルが流行るのに大事なこと その２
BLジャンルが流行するには、
「共依存」のような関係が
垣間見えることが必要なのではないかと思います。
相手との関係性に過剰に依存し、その人間関係に囚われている状態を指す。
一般的に、共依存者は自己愛・自尊心が低いため、
相手から依存されることに対し、無意識に存在価値を見出し
共依存関係を形成することが多い。
だそう。
「好き」とか「嫌い」よりも、
もっと重くて深刻な関係。
どっちかというと「生きるの死ぬの」に近い関係が
チラチラ見える状態が、BL好きさんの心をひきつけるんじゃないかと。
かなり勝手に考えています。
ですから、あまり明るく関係性を押し出されても、
「なんか冷める」とか「見え見えでつまんない」などと言われて
スルーされてしまうんじゃないでしょうかね。
あまり関係ありませんが、
今年のBLの中では『くいもの処明楽』が評判だとか。
なぜか本屋で見たときに「買わねば！」と思い、購入しました。
舞台が居酒屋だったのが、食い物マンガ好きの琴線に触れたのかも。
しかし、面白かったとは思うものの、
少々物足りない気がしないでもありません。
ボリュームが倍くらいあれば満足できるように思います。
「２巻」が出ればいいのに。
くいもの処明楽 (MARBLE COMICS)
ヤマシタ トモコ
ソフトライン 東京漫画社 2007-03-15
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絵もうまいし、スマートだし、会話も心地良いし、
きっと男性やBLが好きでない人が読んでも面白いと思います。
となると、そりゃ好評になるのでしょうかね？
（メカタ）
