コンビニDMZ
今更な感は致しますが、こちらをご紹介したいと思います。
コンビニDMZ 1 (1) (ヤングキングコミックス)
竿尾 悟
少年画報社 2007-10-09
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連邦軍・反乱軍・独立派民兵に国連軍やNATO軍が入り乱れて、日々戦闘を繰り広げる紛争地。そのど真ん中にあるDemilitarized Zone(非武装地帯)でなぜか営業を行う奇妙なコンビニを舞台に、律儀な店長や難儀な客たちが巻き起こす騒動を描いたミリタリーコメディ。
作者の竿尾悟さんは、代表作『迷彩君』(全5巻)などミリタリー中心に作品を発表されておられます。基本的にはコミカルで明るい作風なので、「戦争ものは苦手」という人にこそ読んでいただきたい。マニアックなミリタリーネタも出てきますが、わからないところは飛ばして読んで、気軽にアハハと笑っていただければいいかなと。
迷彩君 2 (2) (ヤングキングコミックス)
竿尾 悟
少年画報社 2001-09
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大学生・野本は、世界を股にかける凄腕の傭兵。いつも迷彩服を着ていることから「迷彩君」とあだ名される。野本と彼女のトモさんを中心に個性的な仲間たちと、周囲で起こるドタバタを描いたコメディミリタリー描写に、試験やイベントに追われる大学生活、宇宙人やらなんやらまで登場し、非常にバラエティ豊かな展開が魅力。
『迷彩君』のSF、ラブコメ、シリアスな戦争ストーリーがごちゃまぜになった「なんでもアリ感」と、突然偏った(作者の愛する)方向に走り出すミリタリーネタの不思議なバランスが心地よくて大好きです。「ただの大学生がなぜ銃器を持ってる?」なんて言うのは野暮ってもの。意外と映画やゲームに影響されやすい野本君。コスプレして『ブラックホーク・ダウン』を見る姿には共感を覚えてしまいます。
MC ☆ あくしず vol.7 [雑誌]
イカロス出版 2007-12-21
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「アパーム!もっと濃いミリ話&かわいい女の子持ってこい!」と叫ぶ、奇特な方はぜひこちらを。竿尾さんもイラストを描いておられます。Vol.7の『MonMon』コーナーは民間軍事会社とプライベートオペレーターの話だったので個人的には嬉しかったです。
「もっと硬派を」という方はこちら。
MILITARY CLASSICS (ミリタリー・クラシックス) 2008年 03月号 [雑誌]
イカロス出版 2008-01-21
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(山科)