ラストイニング


ちょっと変わった高校野球マンガ『ラストイニング』を読んでいます。


内容自体は、弱い高校野球チームが1年間でなんとか甲子園を目指すという
割とベタな設定なのですが、監督がちょっと変り種。

ラストイニング 17 (ビッグコミックス)

ラストイニング 17 (ビッグコミックス)

監督の鳩ヶ谷は、舞台となる高校のOBで、元キャッチャーなのですが、
高校野球をやめた後は、ノミ屋がらみのところにいたり、
サギまがいの手口で健康食品を売りさばく、インチキ会社で営業をしたり
とにかく胡散臭い仕事をしてきた人。


そんな人が監督ですから「駆け引き」とか「人が嫌がること」とか、
とにかくよく解りますし、斬新な特訓も得意技。


一筋縄にはいかない監督の下で、少しずつ力をつけてきた野球部員。
さて、どうなりますやら……


なのですがね。ビックリするほど展開がゆっくりなので、
どれだけ待てば甲子園にたどり着けるのか、想像もつきません。


もっと早く続きが読みたい! 切なる願いです。


こんな「口八丁手八丁」なタイプの監督が弱小チームを強くするマンガ、
他にもあります。ということで、続きはまた今度。
(メカタ)