「家を作る」マンガ

最近、妙に「家」に興味があります。
昔から『渡辺篤史の建もの探訪』が好きだったので、
今始まった興味ではありませんが、ここ最近熱が高まっています。

そんなときに手に取ったのが『ここに集まれ!』。

ここに集まれ! (オフィスユーコミックス) 小川 みどり 創美社 2007-08-17 by G-Tools

『ひだまり日記』の続きの話で、主人公の両親の家（店）のリフォームなどがテーマ。
主人公の義父は高名な建築家で、本人たちも建築関係の会社で働いています。
そこで、自分たちの設計でリフォームをという話になるんですが……

ひだまり日記 3 (3) (オフィスユーコミックス) 小川 みどり 集英社 2006-08-18 by G-Tools

いざ家を作ったり、リフォームしたりとなると大変なんだなぁと、
今更のように思います。「住む人の幸せ」を考えて家を作るってのが、一番大切なことなんですよね。
できれば『ひだまり日記』から続けて読むと、それぞれの人間関係などがわかって、
思い入れできそう。最後は涙してしまうかもしれない、あたたかなお話でした。

建築士のマンガといえば『りびんぐゲーム』。
「理想の居場所探し」テーマの作品で、とくに中盤以降は
主人公が建築士を目指すなど、「家」に重きを置いた展開になっていました。

りびんぐゲーム 1 (1) (ビッグコミックス) 星里 もちる 小学館 1991-09 by G-Tools

『ボンクレー☆ショーガッツ』は柿本＆アーデン設計事務所で働く女性が主人公。
施主さんの意見がコロコロ変わり、建築士が右往左往する場面や、
学校の池をリノベーションするためのコンペを行なう話など、
建築士の仕事が垣間見えるシーンも多いように思います。

ボンクレー☆ショーガッツ 2 (2) (クイーンズコミックス) 石井 まゆみ 集英社 2008-03-19 by G-Tools

『イマジン』主人公母娘の母、飯島美津子は高名な建築家。
テレビにも良く出ている設定で、海外に呼ばれてホテルの建築も手がけていた気が。
家の中でも設計図（？）書いていました。ドラマでは黒木瞳さんが演じていたんですが、
マンガを読むと、ちょっと雰囲気違うかも。良妻賢母っぽくはまったくないですから。

イマジン (1) (集英社文庫―コミック版) 槇村 さとる 集英社 2002-07 by G-Tools

ちょっとズレますが、大工が主人公のマンガといえば『大棟梁』。
個人的には好きだったんですが、全３巻はもったいない。

大棟梁 1 (1) 西条 真二 小学館 2000-12 by G-Tools

探せばもっと「家作り」「建築家・建築事務所」のマンガはありそう。
重要なのが抜けている気もしないではありません。
家を建てるのは一生のことですから、ドラマも多そうですよね。
それこそ三谷幸喜さんの『みんなのいえ』的な。

そんなマンガがあれば、ぜひ読んでみたいです。
（メカタ）