鬼燈の島-ホオズキノシマ-
スクウェア・エニックスのマンガには、
非常にいいムードなマンガが多いと勝手に思っています。
「どうなるの? 続き、どうなるの?」とドキドキする感じ。
最近では『Doubt』とかがそうで、
もう続きが読みたくて仕方ない。
そして一刻も早くオチが知りたいという理由で、
少しでも早く終わって欲しくてたまらないマンガです。
Doubt 2 (ガンガンコミックス)
外海 良基
スクウェア・エニックス 2008-05-22
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そんな『Doubt』と同時に発売された『鬼燈の島-ホオズキノシマ-』。
鬼燈の島-ホオズキノシマ- 1 (ヤングガンガンコミックス)
三部 けい
スクウェア・エニックス 2008-05-22
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家庭に問題のある子供たちが暮らす施設『鬼燈(ほおずき)学園』。
そこには、知ってはならない『秘密』があった。
「大人は信じちゃいけない」といわれ、怪しい事件に巻き込まれていく
主人公と、目の見えない妹……
彼らは無事に毎日を過ごせるのだろうか?
キャッチは「虚偽と欺瞞のサスペンスホラー」。
1巻のアタマから、サスペンスフルな場面が描かれます。
そして、時間を戻して…… という展開。
1巻を読んだ限りでは、殺人鬼らしき存在から
兄妹が命からがら逃げ回るハメになっているのか、
よくはわからず、続きが気になって仕方ありません。
なんとなくですが、作者はヒントを用意しているような気がして。
『安楽椅子探偵』を見るときのような気分で
一生懸命伏線を読み解こうとしてしまいます。
あのTV番組と違って、読み解くべき謎が示されているかどうか
はなはだ疑問ではありますが。
綾辻行人・有栖川有栖からの挑戦状(5) 安楽椅子探偵と笛吹家の一族
綾辻行人 有栖川有栖
メディアファクトリー 2006-04-28
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余談ですが、この番組、随分新作を見てない気が。
そろそろまた必死で事件の謎に挑みたいです。
最後に。
最近コミックスのカバー下にオマケがあることが多く、
つい本編を読む前にチェックするクセがついています。
このコミックスのカバーをとってみて……
久々にぞっとしました。オモウツボだ。
(メカタ)