弱虫ペダル
弱虫ペダル2巻が発売。今回も書店への配本が少ないようで、購入にひと苦労。
一挙2話掲載された週もあり、週刊少年チャンピオンがかなり力を入れているようですが、その割には書店で見かけることが少ないように感じます。
弱虫ペダル 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス)
渡辺 航
秋田書店 2008-07-08
by G-Tools
弱虫ペダル 2 (2) (少年チャンピオン・コミックス)
渡辺 航
秋田書店 2008-09-08
by G-Tools
主人公の小野田坂道は、アニメやゲーム、そしてアキバ大好きな心優しきオタク少年。高校に入学して、オタク仲間をつくりたいと思っていたが、自転車選手の今泉俊輔や鳴子章吉らと出会ったことで自転車競技部に入ることに。長年のアキバ通いで身につけた脚力とペダリングスキルを武器に、自らもロード選手として成長していく物語。
「自転車ブーム」ということを、今更ながらに感じた出来事がありました。あまりにローカルな話なので、うまく伝えられるか自信がありませんが、とりあえず書いておこうと思います。
『Leaf』『キョースマ!』『京都CF!』という、京都の情報を発信する雑誌があります。この雑誌が店頭に並んで置いてあったのですが、3冊とも「自転車」が表紙でした。なにごとかと思い、手に取ってみると、偶然なのか必然なのか、3誌とも10月号のメイン特集が「自転車」。
キョースマ ! (京都に住まえば・・・) 2008年 10月号 [雑誌]
淡交社 2008-08-30
by G-Tools
Leaf (リーフ) 2008年 10月号 [雑誌]
リーフ・パブリケーションズ
リーフ・パブリケーションズ 2008-08-25
by G-Tools
『京都CF!』が自転車特集するというのは小耳に挟んでいたのですが、まさかこんなことになるとは。あらためて「自転車ブーム」ということを考えさせられました。
で、内容については各誌ともそれぞれの色に合わせたアプローチがなされていました。ただ、率直な感想を言うと、似たり寄ったりな内容だったり、取材対象が疑問を感じるチョイスだったり。しかし、これは京都という狭い街で独自色を出そうとすると仕方がないことだなと思います。作っている方も、普段から自転車に興味があったり、愛好している人ばかりではないですからね。
そんななか『キョースマ!』は、踏み込んだところまで取材を行った「レンタサイクルの現状」、情報誌の範疇を越えた「自転車のメンテナンス」など、面白い切り口の記事が掲載されていました。
いろいろ書きましたが、自転車が注目されるのは大事なことだと思いますので、今回の特集は良かったのではないでしょうか。
(山科)