1/4スペース


少女・女性マンガの単行本には「1/4スペース」と呼ばれる場所があります。


雑誌掲載時にはコミックや雑誌などのCMが入っている部分なんですが、
コミック化するときに、そこは作者が好きなことを書く場所に変わります。


マンガの内容に関することや制作秘話、裏話などのほか、
近況や今はまっていることを書く人も多く、
楽しみにしているファンも多いようです。


雑誌の都合で、コミック1冊に15箇所くらいスペースが合ったり、
逆に1、2箇所しかなかったり。
少ないと何もかけないし、ファンサービスもなかなかできない。
でも多すぎると書くことがないし、忙しいので困っちゃうと
マンガ家さんにも悩み深いスペースなこともあるようです。


わたしも結構楽しみにしていることもあります。
好きなマンガを描かれている方ですと、
「どんな人なのかなぁ」と思いますし、
共通の趣味をみつけると楽しくなります。


手書きなことがほとんどですから、
「こんなかわいい文字を書くんだね」とか
中には「意外と汚い文字だなぁ」とか。


作家さんが大変でしょうけど、
ファンとしてはうれしいこのスペース。
少年誌や青年誌ではあまり見た覚えがありません。


なぜないんだろう?
というよりも、なぜ女性誌にだけあるんだろう? 不思議です。
(メカタ)