カブのイサキ

『ヨコハマ買い出し紀行』の芦奈野ひとしさんの最新刊。

世界観は似ていますが、舞台は地面から空に。
小さくなった世界から、広くなってしまった世界にチェンジ。

カブのイサキ 1 (1) (アフタヌーンKC) 芦奈野 ひとし 講談社 2008-10-23 by G-Tools

なぜか地面が10倍になってしまった広大な世界が舞台。
10倍になったのは地面のはずなのに、東京タワーなどの高さも
なぜか10倍に（ここのところはちょっと良くわからない）。

江ノ島でさえも「巨大な山」になった世界で、
「カブ」という種類の飛行機を足代わりにする少年・イサキと、幼馴染っぽい少女・カジカ。
カジカの姉で、カブの持ち主、飛行術の先輩でもあるシロさん。
３人の生活やちょっとした出来事を描く。

前作と 同じく、とくに何が起こるわけでもなければ、
物語が転がりだすわけでもない。
そんなのんびりした世界を味わう作品です。

寝る前に読むと、いい夢見られるかも。

ヨコハマ買い出し紀行―芦奈野ひとし画集 (KCピース) 芦奈野 ひとし 講談社 2003-03 by G-Tools

カラーイラストの描き方が少し変わられた印象。
どっちがいいとかではなく、違うなぁって。

少し変わった世界観を持つ田舎町で、
仲間たちが幸せに暮らしている……　というと、
なんとなく「ペンギン村」を思い出します。
世界観は……　近からずも遠からず？

Dr.スランプ―完全版 (1) (ジャンプ・コミックス) 鳥山 明 集英社 2006-10-04 by G-Tools

（メカタ）