マリー・アントワネットの料理人

年に1回だけ雑誌「オースーパージャンプ」に掲載されている
『マリー・アントワネットの料理人』。
3年かかって、やっとコミックが発売されました。

作画は『ゼロ』などを書かれている、里見桂さん。

ゼロ 65 (ジャンプコミックスデラックス)

ゼロ 65 (ジャンプコミックスデラックス)

18世紀のフランス。あのマリー・アントワネットの連れて来た
料理人は、なぜか日本のサムライ・磯部小次郎。
サムライのワザを駆使して作り出す、貴族もビックリの料理の数々とは……


今までにはありえないような、庶民的で“いい人”なマリー・アントワネット
周囲の人々のいじわるに対抗するため、
貧しい民衆にパンを食べてもらうため、
マリーと小次郎は、料理で貴族の常識に立ち向かいます。


最新作は、あまり質の良くない小麦でおいしいパンを作る話。


ここに登場するのは、日本のゆば作りの技術で、
バターを透けるくらいに薄〜くして生地に挟み込み、
無数の層を作り出す、クロワッサン。


ゆばの技術……
透けるように薄いバター……


などと思いつつ、読むのがいいのかも。


トンでもな内容で、非常にケレン味も溢れているので、
もっとマメに掲載して、どんどんコミックを出して欲しいものです。
(メカタ)