Amazonマーケットプレイスに潜む罠!?

マンガの話ではないのですが……
ある資格の更新試験が近々あります。その資格は数年に1回、
資格者に対して更新試験が行われるもので、
車の運転免許を書き換えるたびにペーパーテストがあるようなものです。
その時期には参考書の需要が一気に伸び、本屋から姿を消します。
欲しい本はアマゾンでも品切れで、届くには1ヶ月ほどかかるようです。


ですが、参考書がないと試験に受かると思えないので、参考書は買わねばなりません。
どうしようと思っていたら、Amazonマーケットプレイス
該当の本を売っている人が何人もいたので、その人から買うことにしました。


コレクション性のある本なら「キレイかどうか」「書き込みがないか」など
確認しますが、今回は“読めればいい”のであまり気にしません。
「早く発送します」的な文言だけなんとなく見て、一番安いものを買いました。


欲しい本は、あるタイトルの第◎版です。
Amazonで探すと『タイトル + 第◎版」が商品名に記載されたものがみつかりました。
Amazonのページには表紙の写真もありましたので、表紙も見られます。


実は、過去の版もISBNが同じです(これがフツーのことかは知りません)
最新第◎版は、数年前に出たもの。ですから去年の更新試験で使った人が
大量に売りに出していても不思議ではありません。


しかし届いたのは過去に出た第★版。
どんどん新技術が追加される分野ですので、そんなに古い参考書は
まったく意味がありません。出品者に問い合わせたところ
Amazonマーケットプレイスの説明欄に第★版と書いています」とのこと。
確かに見落としでしたので、私にも落ち度はあります。
協議の末、お金を返していただくことで話は終わりました。


欲しい本が手元に届かないので、もう一度Amazonマーケットプレイスで購入です。
今回は説明欄もきちんと読み、過去の版との注意書きがない人から買いましたが……
また過去の第☆版が届きました。第★版よりは新しいものの、意味がないのは同じです。
こちらも出品者に連絡し、本を着払いで返すことと、お金を返してもらうことが決まりました。


Amazonのカスタマーに電話をして、
・どうしてこんなことになるのか
・違った版を出品するのは許されるのか
・どうすれば欲しい版が手に入るのか
を尋ねます。


「いいことだとは思わないし、間違ってはいる」が、
「場所を貸しているだけ」だから仕方がない
「出品者との間でトラブって返金してもらえない場合の救済制度はある」
「出品者に対する措置はしかるべきようにするが内容などは教えられない」
「欲しい版かどうかは買う前に出品者に問い合わせて聞いてくれ」との回答でした。


確かにそういう制度なのは理解できますが、
欲しい本は買えそうにないということだけはわかりました。


お金は返してもらったのだからいいじゃないかと、思わないでもありませんが、
なんだかおかしくはありませんか? 


めったにないことだと思いますが、
今後、私自身は版違いをAmazonマーケットプレイスで買うことはないでしょう。
もしも版違いをAmazonマーケットプレイスで買おうとしている方が
ここを見ていらっしゃったら、買う前に重々ご注意されることをオススメします。
(メカタ)