世界一売れている携帯ゲーム機は?

世界で一番売れている、携帯ゲーム機は何か?


という話題が、先日テレビ大阪の『WBSワールドビジネスサテライト』で出ていた。


以前取り上げたように、そろそろ次世代機の話が出ている。
そのニュースを受けての特集だ。


Nintendo DSPSPも売れているのだが、
最も売れているのは、Apple社の製品


iPhoneiPod TouchiPadの3種をあわせて、
全世界で1億6千万台売れているそうだが、
この数はNintendo DSPSPをはるかに凌駕する。


Apple社の製品の優位性は、数だけではなく
たとえば解像度は3DSのざっと3倍あるそうだし、
ソフトが無料〜数百円が中心と安いこと、
小さくて持ち運びしやすいというのも利点になるだろう。


というような話。


Apple社の製品が本当にゲーム機なのかというのは、
今回は考えないこととして、ゲーム機としてどうなのかが問題だ。


自分の持っているiPod Touchでのプレイ経験でいうと
個人的に、バーチャルコントローラが苦手で仕方ない。


バーチャルコントローラとは、画面上に十字キーやABボタンを配置するもの。
液晶上に表示されているボタンを画面を通じてタッチして操作することになる。


バーチャルコントローラは、押した感覚がなく、
ミスタッチや誤操作が非常に多くなる。
改良もされているだろうし、慣れもあるだろうが、
自分ではあまり遊びたいとは思わない。


かといって、本体を傾けて操作するのもあまりよくない。


いろいろ遊んだが、マウス感覚で操作するゲーム
たとえば『シムシティ』などは、かなり気持ちよく遊べる。


良さを引き出すゲームが必要なのだと思う。


要は、ゲームの種類、もしくは人を選ぶという感じだろうか。
この点が、ゲーム専用を意識して作られた機械と
汎用性を重視して作られた機械との差のような気がする。


ゲーム機ではなく、音楽プレーヤーで、
いろんなアプリを使えて、さらにゲームで暇つぶしもできる……
というわけだから、素晴らしく便利な機械ではあるが。


でもまぁ…… バッテリーはもたない。
バッテリーが切れると困るので、
iPhoneに手を出すのは躊躇してしまう。
(山科)