ガンダム講談

今回は、厳密に言えば「漫画」の話ではないんですが、「せっかくだから、俺はガンダム講談の話をするぜ!」。

昨日、大阪は難波、トリイホールにて開催されました、旭堂南半球さんの第二次ガンダム講談会『ルウム戦役』に参戦(?)してまいりました。参戦いうても観客として見に行っただけですが。

火曜日の15時からという、社会人失格の時間帯に終結できるツワモノの観客たち。そんな中で演じられた各「作戦」は非常に熱のこもったものでございました。

内容については、すでにご存知の人も多いかと思いますが、「ガンダム講談」とは、講談師の旭堂南半球氏が、「ガンダム一年戦争は歴史的事実」という設定の下、作中に登場するキャラクター、もしくはオリジナルの兵士たちの活躍を軍記ものの講談として語るという芸。

ガンダム芸人」というジャンル(?)が最近ございまして、若井おさむ氏を筆頭に、シャアのぬまっち氏、そして旭堂南半球氏。御三方とも今年のR-1に出場され、若井氏が3回戦、ぬまっち氏と南半球氏が2回戦落ちという結果。南半球氏いわく「まあ、そんなもんでございます」だそうで。

学生時代に「ギレンの演説」を宴会芸にしていた私がいうのもなんですが、ある種、この手の芸は自分の中でいかに一人で無駄な情熱を発電できるかというところにかかってくるんでしょうね。その点については、「ガンダムコント『ジオン女子校』」作戦においての、南半球氏の孤独な盛り上がりっぷりには、心底ワタクシの魂もガッツリ共鳴してしまいました。ガンダムもロクに知らない女優さんたちに「イグルー」の好きなセリフを言わせて楽しむなど、相当に脂っこいエリアに踏み込んでおられる氏の今後の活躍に期待したいと思います。

あと、ニイラ=マスさんのおっぱいは、「げんしけん」の大野さんバリの非現実的なスケールで、すこぶる良かったです。はい。