PEACE MAKER

少年サンデーで作品を発表していた皆川亮二さんが、
ウルトラジャンプから出したコミックの１巻。
とはいっても、講談社でもマンガを描いているので、
移籍とかでなく、フリー宣言みたいな感じなんでしょうかね？

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西部劇の時代。「決闘（デュエル）」と呼ばれる賭けを伴う
真剣勝負が日常的に行なわれている時代に現れた謎の男。
その名は「ホープ・エマーソン」。
父から受け継いだ・愛銃“ピースメーカー”と
驚異のドローテクニックを武器に、兄を探すための旅を始める

「ピースメーカー」とは、「コルト　シングルアクションアーミー」という銃の事。
世界で始めて、金属薬莢を用いた銃だそう。
主人公の持つ銃は、かなりゴテゴテ飾り立てられていますが、
あの時代には、愛銃をそれぞれのセンスで飾り立てたのだとか。
以上は、銃器が好きな山科からの聞き書きです。

さて、平和を愛する、ちょっと間抜けな主人公。
卓越した銃の腕と、お人よしの性格のおかげで、
いろんなことに巻き込まれる…　のは、皆川マンガのお約束でしょうか。

まだ１巻を読んだばかりですが、そのドローテクニックのカッコよさと
話の面白さに、早くも２巻を待ち望んでいます。

と、ふと思ったのは皆川亮二さんのマンガには
一芸に秀でた（その分、他はダメな場合も）人が多いってこと。
前作の『D-LIVE!!』やその前の『ARMS』も一芸に秀でた人が活躍していました。

『PEACE MAKER』にも稀代の天才ギャンブラーが出てきましたから、
今作でも、天才たちの競演を楽しみにしたいところです。

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主人公ホープ・エマーソンのような、ドローテクニック（主に速さ）を競う
「クイックドロー」という競技がありまして、
火薬が飛び出すモデルガンで、風船を速く割るという内容。
速い人は相当カッコイイ。ちょっと流行らないかな？とか考えています。

ちなみに、田丸浩史さんは「クイックドロー」がお好きなんだそうですよ。
ホープ・エマーソンくらい速かったら……　って、流石にそれはムリでしょうけど。
一度競技をされている現場が見てみたいものです。

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（メカタ）