「劇団ガンダム」「ガンダム講談」のインタビュー

劇団ガンダムの公演、「ガンダムウイング」の記事を書きました。
毎日jp」内「まんたんウェブ」に掲載されております。

ガンダム講談:古典芸能と融合 「七人の侍」のパロディーも 大阪で公演」
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20080211mog00m200014000c.html


開演前にギレン総帥と旭堂南半球さんのお話を聞かせていただきました。


劇団ガンダム」の出し物は、ガンダムを題材にしたオリジナルの演劇や、講談が中心です。
すべてガンダムにまつわるものですが、もちろんガンダムを知らなくても面白く、
ガンダムに詳しい人ならばさらに深く楽しめる内容になっています。


劇団ガンダム」は、元々ガンダム好きの関西の劇団員たちによる、飲み会のサークルだったそう。
それがいつしか、「これだけガンダム好きが集まっているんだし、何かやってみよう!」
という話になって、今に至っています。


「演劇を知らないガンダム好きに、演劇を知ってほしい。
そして、ガンダムを知らない演劇ファンにも、ガンダムを好きになってほしい」
その思いを胸に、活動を続ける「劇団ガンダム」。
公演を拝見させていただき、
ガンダムという特殊な素材を料理する、独特の視点や切り口に、「そうきたか!」と唸らされました。


登録しているメンバーも、すでに90人弱に達し、ますます勢いを増しているようで、
本公演も年内に予定されているそうです。


新作「公国歌劇団〜宇宙は萌えているか〜」を披露された、講談師の旭堂南半球さん。
講談を始めたきっかけは、ゲーム好きの南半球さんが講談を見たとき、
「これはシミュレーションゲームだ!『信長の野望』だ!」と思ったから。
古典の講談にもフィクションのお話は多くあり、講談を演じることが「if」の歴史を作ることのように感じ、
シミュレーションゲームと講談を重ね合わせたそうです。


戦記物と講談の組み合わせは元々相性がよく、大好きだったガンダムを使って、
若い人に講談に興味を持ってほしいと考えたのが、ガンダム講談。
着実に南半球さんの思いは受け入れられつつあり、「手ごたえは感じる」とのこと。
ガンダム講談を始めたころは師匠の旭堂南陵さんにも反対されたそうですが、
今では応援してくれるようになったそうです。
ガンダム講談を演じることによって、僕自身、古典の講談のすごさが分かって、
もっと講談が好きになった」と南半球さん。
旭堂南半球さんは古典講談の公演を毎月一度、行っておられます。

次回の日本一亭南陵会は、
3月3日(月) ワッハ上方7Fレッスンルーム 18:30開場 19:00開演
http://kyokudou.exblog.jp/


次回の「がんだむ講談会」の予定は決まっていないそうですが、
古典の講談を聞いてみたいと私も思いましたので、
ぜひ拝見させていただきたいと思います。
スーパーマリオ」や「ゼビウス」「イー・アル・カンフー」の講談も構想にあるそうで、
そちらも楽しみにしております。
まさか「重装機兵ヴァルケン」の名が出てくるとは…


劇団ガンダム
http://gekidangundam.web.fc2.com/index.html


講談半球
http://hwm5.gyao.ne.jp/hankyu/


(山科)