監督が主役の野球マンガ
『ラストイニング』以外にも、ちょっと変わった監督が主役の野球マンガはいろいろ。
(一応コチラの続きです)
ドラマ化されて話題の『ROOKIES』や『ドラゴン桜』でおなじみの三田さんによる『クロカン』もそう。
ROOKIES (24) (ジャンプ・コミックス)
森田 まさのり
集英社 2003-11-04
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クロカン 11 (11) (ニチブンコミックス)
三田 紀房
日本文芸社 2000-07
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そんな中でも、口八丁手八丁の、
まるで詐欺師のような監督が活躍するマンガとしては『アウト・ロー』が印象的。
アウト・ロー 1 (1) (ヤングマガジンコミックス)
木内 一雅 コウノ コウジ
講談社 2004-02-06
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広域暴力団「山城会」を破門になったアツシ。破門を解かれる条件は、
組長の孫が参加する、恐ろしく弱い少年野球チーム
「下丸子小ファイターズ」を日本一にする事。
苦手の子どもを相手に、すべてをなくしたアツシが、監督として奔走する。
詐欺師ではなくヤクザが監督。少年野球チームを強くするため、
子どもたちだけでなく、保護者やリトルリーグの協会相手に詭弁の連続。
斬新な練習方法で、なんとかチームを強くしていきます。
打ち切りだったのか、ラストはかなり駆け足でしたが、
ある種天才の監督(アツシ)とコーチのチカラで、
強くなると同時に野球が好きになる子どもたちの姿に胸が熱くなりました。
もう1つは『ONE OUTS』。
ONE OUTS 19 (19) (ヤングジャンプコミックス)
甲斐谷 忍
集英社 2006-10-19
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プロ野球団リカオンズに所属することになった、
賭野球「ワンナウト」で無敗を誇る男・渡久地東亜。
悪徳オーナー(?)との契約や、球団オーナーとなった後の施策など
詐欺師そのものな言動で、いつの間にかチームを勝利に導きます。
当初は一投手でしたが、途中からは監督を操ったり、
球団オーナーになったりと、影の監督としてチームを支配しています。
渡久地東亜を次々襲う妨害や苦難、
反則スレスレの方法で鮮やかに窮地を脱するのが素晴らしい。
何回読んでもドキドキするんですが、これが『LIAR GAME』に
繋がったのかな? と思うところも。スッキリとした幕引きも好印象です。
野球ではありませんが、サッカーの『GIANT KILLING』も面白いですし、
曲者監督が張り切るスポーツマンガ、ほかにもいっぱい読んでみたいです。
GIANT KILLING 4 (4) (モーニングKC) (モーニングKC)
ツジトモ
講談社 2008-01-23
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(メカタ)