裁判員マンガ『ジキルとハイドと裁判官』スタート
「ビッグコミックスペリオール」で
『ジキルとハイドと裁判官』という連載が始まりました。
『昆虫鑑識官ファーブル』『あんこう 〜快釣海上捜査線〜』
『玄米せんせいの弁当箱』などを手がける北原雅紀さんが原作、
森田崇さんが作画を担当されています。
今話題の“裁判員”もの。
SF的な設定もあり、ちょっと『逆転裁判』ぽくなるかも。
ひょんなことから、今まさに有罪になろうとしている目の前の男が、
冤罪だと知ってしまった裁判官が主人公。
なんとか無罪に持っていくため、裁判員たちを騙そうとするとか。
とってもスリリングな展開になりそうで、ワクワクします。
と、最近よく考えてしまう裁判員制度のこと。
NHKの特番とかも見ましたけど、考えなきゃいけないことが山のようにあって、
実際に選ばれたら、きっとかなり悩ましいことになりそうです。
『サマヨイザクラ』とか『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』とか読むに付け、
ますます「自分には裁けそうにない」とも思います。
何がウソで何がホントか、何が正解で、何が間違いか、
そして何が正義で、何が悪なのか自分にはわかりそうにありません。
サマヨイザクラ裁判員制度の光と闇 上 (アクションコミックス)
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裁判長!ここは懲役4年でどうすか 5 (BUNCH COMICS)
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法学の授業で死刑制度や死刑判決の出た事例のことを聞き、
興味を持って調べたことがありますが、
冤罪なんじゃないかな?と思う事件もたくさんありました。
死刑じゃなくたって、冤罪を人にひっかぶせるかと思っただけで怖いなぁ。
『十二人の怒れる男』も『12人の優しい日本人』も大好きですが、
『12人の優しい日本人』だって、もう少しで冤罪とはいわないですが、
不当な判決が出そうだったじゃないですか。
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映画版で豊川悦司さん演じる、陪審員11号がいて、
しっかり審議をしたから、風向きは変わりましたが、
あれだって、本当のことなのかどうかわかりません。
裁判員って怖いと本気で思います。
まだ『サマヨイザクラ』は後編が発行されていませんが、
裁判員になる前に、全員に読んでもらいたいと思っています。
(メカタ)