プロレスファン必読のマンガ!?『肉の唄』

プロレスファンなら絶対読みたいコウノコウジさんの『肉の唄』。
いや読まねばならぬコミックかもしれません。

肉の唄(1) (ヤンマガKCスペシャル)

肉の唄(1) (ヤンマガKCスペシャル)

何らかの理由で総合格闘技業界から永久追放された主人公・一色亮太。
食い詰めた亮太は、新世紀プロレスに道場破りを仕掛けた。
そこで出会ったプロレスラーたちは、自分とは違う考えや価値観を持っていて
刺激を受けた亮太は、これからどうなっていくのか……

1巻の段階では、団体に入りもしなければプロレスも始めないのですが、
今後、新世紀プロレスに入団して…… という展開になるのでしょうか?
最近、現実のプロレスにはイマイチ熱くなれませんが、
このマンガには、ケレンミなど今のプロレス界にないものがギュッと
詰まっていそうで、わくわくが止まりません。


シビレタのは新世紀プロレスの社長・佐島健一郎のセリフ。

真剣勝負(シュート)などという子供のお遊戯(アソビ)に
つき合っている暇はありませんから

無論プロレスは八百長です。
シュートなどくだらない

とか、もうカッコよすぎてクラクラします。


団体に出入りしている学生らしき涼子ちゃんの

プロレスはねェ・・
地上最強の即興芸術なのよ

も、ステキ過ぎます!


新世紀プロレスがもしも現実にあったなら、ぜひとも見に行きたいものです。
心の底から熱中できて、怒って、笑って、ヒールにはブーイングして、
ベビーの勝利を涙が出るほど嬉しく感じるような、アツイ試合を見せてくれそう。


プロレス好き編集としらない編集2名による巻末ふろく「覆面対談」も
うなずける話ばかりで、こちらも必見です!


ヤクザが少年野球の監督をする『アウト・ロー』も面白かったので、今作にも期待!

アウト・ロー 12 (ヤングマガジンコミックス)

アウト・ロー 12 (ヤングマガジンコミックス)

(メカタ)