『アイシテル〜海容〜』


先日までドラマも放映されていた『アイシテル〜海容〜』。
やっとマンガ版を読みました。

アイシテル~海容~前編 (KCデラックス BE LOVE)

アイシテル~海容~前編 (KCデラックス BE LOVE)

アイシテル?海容 後編

アイシテル?海容 後編


ドラマは見ていないのですが、番組宣伝でチラチラ内容を見て、
気になって、いろんなサイトであらすじを確認。
「ドラマ版とマンガ版がちがう」という話をちらほら見るうちに、
マンガ版を読みたいなと思うようになりました。


もちろん大筋は同じですが、一部の登場人物の名前が変わっていること、
ドラマは加害者家族が中心で描かれるのに対し、
マンガ版では被害者家族がメインで描かれていることがちがうよう。


でも、一番大きな違いは加害者の少年の持つ心の傷。
原作では公園で、浮浪者(?)から性的暴行を受けていますが、
ドラマ版ではホームレスのおばさんに抱きつかれているだけなのだそう。


マンガ版は心の傷の深さが理解できますし、
だからこその犯行なのだとわかりますけど、
ドラマ版だと、なぜ、自分を汚いと思ってしまったのかや、
母親に対する気持ちの変化、そしてなぜ少年を殺害してしまうに至ったのか
などなど、あまり分からないように思います。


ドラマをちゃんと見たら、納得できるのかな?


なんとなく、最近言われている劇場版の『MW』と同じ関係の気もします。

MW(ムウ) (1) (小学館文庫)

MW(ムウ) (1) (小学館文庫)

MW(ムウ) (2) (小学館文庫)

MW(ムウ) (2) (小学館文庫)


マンガを読んでの一番の驚きは、この作品を書かれたのが伊藤実さんだったこと。
『おがみ松吾郎』は読んでいましたので、ビックリ。

おがみ松吾郎 1 (KCスペシャル)

おがみ松吾郎 1 (KCスペシャル)


wikiを見ても、著作リストもないのですが、最近は女性誌
いろいろ作品を描かれているようです。

しまっていこー! 1 (講談社コミックスキス)

しまっていこー! 1 (講談社コミックスキス)

チィ寮母 前編 (KCデラックス)

チィ寮母 前編 (KCデラックス)

(メカタ)