清少納言は、暴れん坊?

今日もまた本屋でマンガを買う。

買ったのは新刊と、ずっとさがしていたマンガ。

講談社集英社のマンガならどこでも置いているけど、
ワニブックス」のマンガって、棚のどこにあるのかも分からないし
そもそも置いていない(入荷してない)店も多い。

だけど、贔屓にしている某書店にはきっちり揃っていたので、
マイナな出版社のマンガを探すには品揃えのいい店に
いかないといけないなと、当たり前だけど実感した。


で、探していたのはコレ。『暴れん坊少納言』の最終7巻。

暴れん坊少納言 7 (ガムコミックスプラス)

暴れん坊少納言 7 (ガムコミックスプラス)


清少納言を主人公に、「枕草子」はもとより、
当時の宮中の生活や政治について面白おかしく描かれたコメディーマンガ。
史実100%ではなく、基本的にはフィクションだけれども、
アレンジがたくさん入っていて、平安時代のとっかかりとしては
いいんじゃないかと。難しい本を読むより、ずっと親しみが持てる。


教科書の「枕草子」を読んで、
インテリぶったいやみな感じの女性だと思っていた清少納言が、
感覚だけで生きている、野生児のような少女という設定がいい。

もっと売れて欲しかったけど……
店頭ではあまり見たことがなかったしなぁ。
(山科)