悪質自転車ドロ 京都で逮捕!!

相当悪質な自転車窃盗犯が京都で逮捕された。


ニュース記事は下記。
40万円の高級自転車を窃盗、
高校生逮捕 被害者はネットオークションで自ら落札


だが、ニュースは消えてしまうので内容を転載。

40万円の高級自転車を窃盗、
高校生逮捕 被害者はネットオークションで自ら落札


販売価格約40万円のイタリア製の高級自転車を盗んだとして、
京都府五条署は13日、
窃盗容疑で通信制の男子高校生(18)=京都府久御山町=を逮捕した。
被害者の男性(34)がネットオークションで自分の自転車を見つけて落札し、警察に届け出た。


逮捕容疑は昨年10月、京都市自転車店の駐輪場にあった
イタリア製の競技用自転車「チネリアリアンテ」を盗んだとしている。
同署によると、被害者は鍵を掛けていなかった。
ネットオークションには自転車のフレームだけが出品されていた。

このニュース、実は注目していた。


理由は2つ。
1.関西の夕方のニュースで特集が組まれていたため。
2.盗難現場が自分の行きつけの自転車屋だったため。


ニュースでの記事は下記をどうぞ。


特命調査班 〜マル調〜「追跡!高級自転車ドロボー」


ネット上に書き込まれた個人売買情報の中から、盗まれた自転車を見つけた被害者が自分で購入。
無事に手元に戻ってきた(もちろん、それなりの金銭を出品者に払ってだ)


戻ってきた自転車を見ると、自分が自転車にほどこしていた、
目印…… が、そのまま残っていたため、自分のものだと確信。
警察やマスコミが動き出したという話だった。


ニュース番組では、出品者の人にインタビューをしていたが、
彼は「自分も人からネットを通じて買ったものだ」的なことを言っている。


以上がテレビで放送された内容だ。



多少喜ばしいことに、後日犯人逮捕となった。
犯人が誰かというのはよくわからない。
京都・久御山の男子高校生ということのみなので。


犯人は自転車の車体番号(フレームに刻印されている個別認識できる製造番号)を
削り落として出品している。これは、自転車に興味の無い素人には
知識の上でも、技術の上でも少しばかり難しいことだ。


車体番号が存在していること。削り落とさないと足が着くことを知っていて、
かつ専用工具などを使って自転車をバラした上で削っているのだから。


全部わかってやっていることが、
相当悪質だと思う。


掲示板では、過去にも何度も同じようなことをしているのではないかという情報も出ていた。
(真偽のほどは定かではない)もし本当なら、さらに悪質だという話になる。



自分の愛車が盗られる。
これは自転車が好きなら身の切られるような話だ。


盗難された側にも、施錠していないという落ち度はあるが、
かといって、施錠されてなかったら盗っていいという話では全然無い。


こんな悪質な(いや、悪質じゃなくても)自転車ドロは滅亡してもらいたい


西部開拓時代には、馬泥棒は裁判にかけずにそのまま縛り首という
掟があったという。開拓時代の馬と自転車を比べると怒られるかもしれないが、
自分を含め、自転車好きの中には、そのくらいの勢いで自転車を愛し、
自転車ドロを憎んでいる人は多い…… はず。多分。
(山科)