自転車のカギに新たな潮流が!?

この写真は何か?


実は、自転車のカギだ。



ワイヤー錠」と呼ばれる、一番よく使われる
ワイヤーを使ったカギではなく、鉄のプレートを繋げたタイプ。


従来、自転車ドロが使っていたワイヤーカッターでは切れない。
もちろん、ワイヤーじゃないので。


切るのにはかなり大がかりな工具が必要かもしれない。


自転車を駐車する際、カギをかける。これは常識。
しかし、自転車ドロの中にはそのカギを工具で切断して持ち去るものもいる。
ソイツらへは、主に太い(切れにくい)カギを使う方向で対応していた。


しかし、太いカギは重い
携帯しにくい。そこがネックだった。


太いカギ……
それをさらに推し進めると、ワイヤーを使わないという考えが出てくる。
ひとつの解決策がプレートタイプのカギだった。


これまでもプレートタイプのカギは存在したが、残念ながら
1kg程度と非常に重かったため、なかなか普及していなかったのだ。


で、この商品。
tate AG70 フォールディングロック」。


重さは300g超と既存の同タイプ品と比べるとずいぶん軽くなり、
折り畳むと小さくなるのが特徴。
写真はグレイと黒の地味なものだが、
赤や水色などのかわいらしいカラーも用意されている。


そこそこ安くて丈夫(切られにくい)、携帯性もかなり◎
ということで、自転車乗りの注目も高く、実際に売れているらしい。


カギの長さが短く、2台の自転車を繋いだりするのには向かないが、
従来のワイヤーロックとの2重使いで、
かなりの信頼性を確保してくれるのではないだろうか。


100%安心なカギはないが。
大切な愛車のために、少しでも努力はしたいと思う。
(山科)