素晴らしい大団円! 『大正野球娘。』マンガ版
「月刊COMICリュウ」で連載されていた、
神楽坂淳氏原作、伊藤伸平氏作画のマンガ
『大正野球娘。』が5巻をもって大団円を迎えた。
- 作者: 神楽坂淳,伊藤伸平
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2011/03/12
- メディア: コミック
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月刊 COMIC (コミック) リュウ 2011年 05月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2011/03/19
- メディア: 雑誌
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野球なんか知らないところからはじめて、
男子学生の野球チームに勝利することを目指す。
ライトノベルとして出版され、アニメ化もされたこの作品。
「女子野球」というよりも、
「野球のユニフォームを着た女性」を
こよなく愛する自分としては、チェックしないはずがなく!
ラノベもアニメも、それなりに追いかけてきた。
中でも気になったのがこのマンガ版。
大筋は同じなものの、マンガ版は相当変更が多く、
ラノベやアニメとは似たような別作品のようだった。
おふざけも多く、独自設定も多い。
並べて読んでいると、少しばかり「???」と思うこともあった。
しかし!
最終巻を読んで、納得した。
原作からの変化も、多少のおふざけも、
すべて、この大団円に向けての布石だったのかもしれない。
マンガ版は、ラノベやアニメとはエンディングが大きく異なる。
このオチに至るまでに、周到に準備されてきたのかと思うと、
「マンガ版はすごい」と感じる。
どう違うかは読み比べていただきたいが、
個人的には『大正野球娘。』は、マンガ版が一番好きだと
書き添えておきたい。
(山科)